もう迷わない「喪主挨拶」の基本ルールを紹介【例文つき】

遺族の代表である喪主は、葬儀の責任者としての大役を担っています。その中でも参列者に対しての挨拶に悩んでいる方も多いのではないでしょうか

  • 「どんなことを喋れば良いのかな…?」
  • 「ルールや決まり事ってあるの?」
  • 「カンペを読んでもいい?」

この記事では「喪主の挨拶」について詳しく解説します。

例文も用意しましたのでぜひ参考にしてみてください。

喪主挨拶は上手に話す必要はない

通夜や告別式ではご逝去直後ということもあり、悲しみが癒えていないはず。挨拶の途中で言葉に詰まってしまうこともあるでしょう。しかしそれでいいのです。

喪主挨拶のポイントはうまく話そうとすることよりも、故人の人生を回想しながら思い出やその人柄、故人の想いを素直に話すことです。
演説やスピーチのような完璧さを求めるより、たった一言でもいつわりのない言葉にし会葬者にお伝えしましょう。挨拶は長くなりすぎないのが原則。2〜3分程度を目安に言いたいことをまとめます。

カンペを読み上げてもいい?

初めての喪主で、人前で話すこと経験が少ない方も多いかと思います。緊張やはじめての喪主というプレッシャーなどから話そうと考えていたことを忘れて頭が真っ白に・・・なんてことにならないように、喪主挨拶ではメモやカンペを用意して読み上げても構いません。

暗記しようとして本番で忘れてしまうよりも、事前に話す内容を精査して紙に書き、故人が生前どんな人であったか、弔問客への感謝の気持ちを心を込めてしっかりと伝えることが重要。決して上手く話す必要も無いので、会葬者へ想いが伝わる挨拶を心がけます。

喪主挨拶の基本の型とは?

挨拶には基本の型があります。もちろんこの通りに話す必要はありませんが、一般的に以下の内容を挨拶に盛り込みます。

  • 自己紹介(故人との関係)
  • 会葬へのお礼(感謝の気持ちを伝える)
  • 生前のお礼(故人が生前お世話になった感謝の気持ちを伝える)
  • 故人のエピソードなど(故人の人柄や亡くなるまでの経過など)
  • 今後のこと(今後の力添えのお願い)

葬儀社でも例文を用意してくれていますが、形式張った挨拶文になりがちなので、生前の故人のエピソードなどを盛り込むみオリジナリティのある挨拶文にすると良いでしょう。

遺族代表として伝えたい要素

では故人のエピソードにはどんな内容を盛り込めばよいのでしょうか。

①亡くなるまでの経過

病気にかかり闘病の末亡くなられた場合、会葬者の中にはその様子を知らされていなかった方もいます。「数年前から入退院を繰り返し、数日前入院先の病院で、家族に見守られながら旅立ちました」といった亡くなるまでのおおまかな様子を伝えると良いでしょう。

MEMO
辛い亡くなり方をした場合は詳細は伏せておいたほうが良いと思われます

②故人の人柄や生き様について

葬儀には仕事の同僚や、旧友など立場の違う方々が弔問に訪れますので、家族にしか見せなかった顔など生前どういう人であったか、故人の生き様や人柄が伝わるエピソードを入れると温かみのある挨拶になります

「仕事には大変厳しい父でしたが、家では私たち子どもにとても優しかった」といったように、意外な一面を知ってもらえるような挨拶は心に残ります。

喪主挨拶で使ってはいけない言葉とは

一般的にお葬式の場では「重ね言葉」を使ってはいけないというルールがあります。

重ね言葉の一例

  • ますます
  • 重ね重ね
  • またまた
  • しばしば
  • いよいよ

同じ言葉が連続する重ね言葉は「不幸が重なること」を連想させるため、葬儀の場では使われません。

また「生死に関する直接的な言い回し」もNG。

  • 死ぬ→「逝去」
  • 生きているとき→「生前」

といったように直接的な表現を避け、柔らかい言葉に言い換えます。

通夜ぶるまいのはじまりの挨拶

お通夜の終わりには会葬者に対して「通夜ぶるまい」と呼ばれる食事を提供します。通夜ぶるまいの場では会葬者が故人を偲び、思い出話などを語らい供養するという意味が込められています。この席でも喪主として簡単な挨拶をおこないます。

通夜ぶるまいの挨拶例文

本日は、お忙しいところ【父、○○○○○○(喪主と故人の関係性と名前)】のためのご焼香を賜りまして、誠にありがとうございます。また、故人が生前賜りましたご厚誼に対しても、心からお礼申し上げます。ささやかではございますがお食事の用意をさせていただきました。故人の供養にもなりますので、どうぞお召し上がりください。

本日は、【父、○○○○○○(喪主と故人の関係性と名前)】の通夜にご参列いただきましてありがとうございます。闘病中はみなさまより丁寧なお見舞いを頂戴し、父に代わりまして厚くお礼申し上げます。別室に、心ばかりですが酒肴を用意しております。故人の供養になりますので、召し上がっていただければと存じます。

出棺時の喪主挨拶の例文集

出棺時の喪主挨拶の例文を用意しました。あくまで一例ですので、上記のポイントを盛り込んでアレンジしてお使い下さい。

喪主挨拶の例文1:/故人が父親の場合

本日はご多忙中のところ、故【○○○○○○(故人の名前)】の葬儀ならびに告別式へ参列いただきまして、誠にありがとうございます。
私は故人の【長男、長女など故人との関係】の【○○○○○○(名前)】と申します。

 

~遺族代表として伝えたいエピソードを盛り込む(故人の人柄の紹介や亡くなるまでの経過など)~

 

亡き父は生前、みなさまと親しくお付き合いをさせていただいておりましたが、葬儀にあたりましても大勢の方にお見送りいただき、喜んでいることと存じます。
残された私たち一同も若輩ではありますが、故人の遺志に沿うよう努めていく所存でございます。みなさまがたには今後も変わらぬご厚情を賜りますよう、お願い申し上げます。 簡単ではございますが、お礼のごあいさつとさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。

喪主挨拶の例文2/故人が配偶者の場合

本日はご多忙中にもかかわらず、夫(妻)【○○○○○○(故人の名前)】の葬儀に大勢ご参列いただきましてありがとうございました。 また多くの方々よりご弔慰ならびにご香典を賜りましたことを、この場をおかりして厚くお礼申し上げます。
おかげさまをもちまして、亡き夫(妻)の葬儀もとどこおりなくすすみ、出棺の運びとなりました。

~遺族代表として伝えたいエピソードを盛り込む(故人の人柄の紹介や亡くなるまでの経過など)~

 

みなさまがたには、今後ともこれまで同様のお付き合いをいただきますようお願い申し上げます。簡単ではございますが、これをもちましてあいさつとさせていただきます。 本日は誠にありがとうございました。

故人への最後のメッセージ

喪主の挨拶は弔問に訪れた人への感謝の気持ちを伝える他に、故人への最後のメッセージでもあります。
故人との思い出や人柄を回想しながら素敵なメッセージでお見送りをしてあげてくださいね。

また、心に残る葬儀の演出をしてくれる葬儀社選びも重要なポイントです。

可能な限り早めに複数の葬儀社に見積もりを取り検討することで、遺族、会葬者両方が納得の行く葬儀を執り行うことができます。
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